マリーゴールドは、東から西へと太陽の軌跡をたどるように頭を回転させることから、物事が前進することを暗示する。その鮮やかな色も相まって、喜び、感謝、暖かさ、愛情、平和、保護、満足、理解といった意味を持つようになった。花言葉シリーズの3番目の花を「太陽のハーブ」と呼ぶ人がいるのも不思議ではない。
マリーゴールドは、カレンデュラと タゲテスという2つの最も一般的な種を含む、まったく異なる種の数多くの植物を含んでいる。どちらもキク科に属し、見間違えやすく、多くの共通した性質を持っている。好都合なことに、この2種は花言葉の基本的な意味も同じで、その多くは積極性と忍耐に焦点を当てている。黄金色とポジティブなエネルギーを持つマリーゴールドは、どんな状況にも光をもたらし、困難に直面したときに私たちを照らし、導く力があると言われている。
太陽との結びつきが強いことから、マリーゴールドは熱、情熱、セックス、愛とも関連している。カレンデュラも タゲテスも、情熱、創造性、暖かさに関するおまじないに使うことができ、愛の妙薬や、献身を長期にわたって維持するおまじないにも使われてきたようだ。また、マリーゴールドは料理や健康面でもさまざまな効能があり、陽気で花持ちがよく育てやすいこの花は、庭や家を明るくするのにぴったりだ。
前向きさを象徴するこのコインの裏面には、目を閉じて髪に花をつけ、マリーゴールドの香りを楽しむ若い女性の姿が描かれている。コインの裏面には、マリーゴールドの装飾的なサイド・イメージの隣に、一対のマリーゴールドが描かれており、どちらも本物の花の刻印である。