中国の龍は、力、強さ、幸運を象徴する恐ろしい生き物である。帝政時代の中国では、龍は皇帝の袈裟や切手、内裏にのみ使用されていた。そのため、龍は長い間、縁起の良い意味合いだけでなく、優越感や卓越性とも結びつけられてきた。
一方、鳳凰は美徳と気品を象徴する神鳥であり、平和と調和の肯定的な印である。このように、中国では、龍と鳳凰のペアは、あらゆることを体現する完璧な組み合わせと考えられている。
この神々しいコンビは、絡み合いながら八の字を描き、鱗と羽の細かいディテールを余すところなく見せている。数字の「八」の発音が「繁栄」を意味する「發」に似ていることから、「8」は中国文化において最も「幸運」な数字とされている。また、8という数字は道教においてバランスと全体性を象徴している。これを強調するために、道教の修行で使われる八角形の八卦のシンボルが、この作品では8の字の穴としてセンスよく組み込まれており、深い3Dのケーソンのディテールと、その周りを回る龍と鳳凰の体が引き立てている。
裏面には、陰と陽のサインがコレクティブルの長さ方向に美しい曲線を描き、2つの生き物の完璧なペアを映し出している。裏面には、トケラウの法定通貨であるエリザベス女王の肖像が描かれている。
サイズ41mm x 60mm、8の字の正確なプロポーションで型抜きされ、3オンスの純銀製。アンティーク仕上げの技法が施され、それぞれの作品にユニークな外観を与えている。